とうげのちゃや通信をご覧の皆様
大地震・津波、そして原発事故と日本において過去最大の災害となりました。
ご自身、ご家族皆様大丈夫ですか?身近な人が被災された方もいることでしょう。
悲しみ、不安や怖さ、無力感などを心のどこかに抱えながら、
そうはいっても日々の暮らしに追われる毎日なのではないでしょうか?
私は、この1か月、それなり忙しく日常生活を送っていますが、
地震と津波の被災者の方を思うと胸が苦しくなり、原発については、
被害を次の世代に残ししまった無念さと憤りで心が重く、
しばらくその重さに、心が動けなくなっていました。
まるで、パソコンが重くなって、壊れているわけではないから
全部機能はするももの、動きが鈍くて、、、というみたいでした。
幸い、抱っこ法やハコミの仲間と会うチャンスが多くあったので、
いつもはそんなことしないのですが(私は実は恥ずかしがりやです)。
駅でも、道でも、別れ際には必ず私の方からハグさせてもらっていました。
しっかりハグすると、それまで平気な顔で笑っている私ですが、
毎回すぐに涙があふれてきて、どんなに今回のことが自分にとって
痛手だったかに気づかされます。
泣いて感情を外に出し、また、ハグで相手から元気をもらい、
そうこうしているうちに、また心が動き始めました。
私は、縁あって2年前から、野口整体の勉強会に参加していますが、
先日の勉強会では、こんな時だからと、放射能の体への影響を緩和する操法と
不安をやわらげる操法を取り上げていただきました。
放射能は大人ではなく、子どもに大きな影響があります。
なんとか子どもを守りたいと思っていたので、飲み水や食べ物を
気をつけること以外にも対応策があると聞き、嬉しい驚きでした。
そんな方法があるなら、少しでも周りの人にも知ってもらいたいと思い、
その思いを一緒にグループ(ハコミユニット『りふぁじゅう』)を
作っている森久美子さんにお話ししたところ、興味を持って下さり
私たちのグループ主催で野口整体の勉強会を企画しようということになりました。
以下その詳細です 。
私の通信第1号は、まずはそのお知らせからです。
興味のある方は、ご連絡下さい。
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『放射能被害から自分自身や子どもたちを守るために
~ 野口整体の叡智に学ぶ ~』
主催: ハコミユニット『りふぁじゅう』
後援: 日本ハコミ・エデュケーション・ネットワーク(JHEN)
野口整体の創始者野口晴哉先生は、整体という言葉を初めて使ったと言われ、
日本に整体を広めた人です。五十嵐先生は、野口先生から直接学ぶことができた
最後の世代で、野口先生の考え方、操法を深く学ばれています。野口先生は早く
から放射能の被害を心配され、対応できる操法も伝授されているということです。
今回、五十嵐先生に一般向けの講演をお願いしたところ、先生ご自身も福島原発を
憂慮されていたということで、特別にその操法を素人でもできる方法で教えていた
だけることになりました。また、特に子供たちに有効な操法も伝授してくださると
のことです。
また、意識するしないに関わらず私たちの体は不安で緊張しているので、
その不安をとる操法も教えて下さる予定です。
多くの方に来ていただきたく、会費も通常の半額でお願いしたところ、
快諾をいただきました。
ぜひ、そのやり方をおぼえて、自分自身や家族・知人、
そして身近にいる多くの子どもたちを守る助けにしていただければと思います。
講 師 五十嵐恭一 先生
日 時 5月7日(土) 午後1時~4時
場 所 都内 東京駅周辺を予定
会 費 3500円
申込み・問い合わせ先 ハコミユニット『りふぁじゅう』
メール:rifaju@nifty.com
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また、翌日8日には、ハコミの特別ワークショップもあります。
こちらも、今回の災害で痛手を受けている心のケアが中心です。
2日続きますが、都合のつく方にはお勧めです。
JHEN主催 特別ワークショップ
『お互いに支え合うために- ハコミからのヒント』
より具体的には、主として以下の様なことを行う予定です。
・参加者が、自分の中のさまざまな気持ちや思いを分かち合う。
・ハコミ的なアプローチで、お互いに必要なケアをしあう。
・「震災に関するさまざまな痛みを抱えた方に、どう寄り添えばいいのか?」
という問いに関して、情報提供や情報交換など。
【日時】 2011年5月8日(日) 10:00~17:00
【ファシリテーター】
JHEN東京メンバー(阿部優美、菊田陽子、高野 雅司、森久美子)
【会 場】 東京都中央区を予定
【参加費】 5000円
【お問い合わせ/お申し込み】
高野 雅司 メール:mtakano@hakomi-jhen.com
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